【絵本】息子の「ろせんばす」愛がダダ漏れな件について
こんにちは ぺろしです。
1歳3ヶ月の工事場見学から始まった 「はたらくくるま熱」は、1歳半の今も続いています。
今回は息子が愛してやまない絵本「ろせんばす」についてレビューします。
1979年初版で現在絶版中。でもファンはここにもいます!
なんと。1979年初版 (40年前!)。
そして悲しいかな、絶版中(´・ω・`)ショボーン
なので、図書館で何度も借り直していますが、借りている本も敗れたところが修繕されている状態。でも私は修繕跡って嫌いじゃないです。絵本は特に、子どもが破いてしまいがちですよね。それでも、直しながら大切に大切に 読み継がれてきたのかなと思うと、修繕跡も愛おしいものです。
山本先生といえば、硬質でリアル。のりものが纏うメカニックな質感を丁寧に描いているところが最大の魅力。それでも「ろせんばす」のタッチは山本作品の中では大変かわいらしい方だと思う。この絵本の作者・山本忠敬先生の描く絵に母子でどハマりしています。山本先生がお亡くなりになられた今でも、新たなファンがここに2人誕生しました!
団地と駅前を往復する本作「ろせんばす」。のりものが引き立てられるように背景を線画にしているにもかかわらず、街の賑わいや喧騒が聞こえてきそう。「はたらくくるま」を引き立てつつも、「はたらくくるま」が 常に人々の暮らしと共にあるものだと感じさせてくれます。ああ、山本先生。素晴らしすぎます。
「ろせんばす」だけじゃない。たくさんのはたらくくるまとの出会い。
この「ろせんばす」の良いところは、「ろせんばす」以外にもたくさんのはたらくくるまが登場するところ。
通園バス、ごみ収集車、サイレンカー、電車、タンクローリー車…。
息子の好きな工事車両もこんなにたくさん。
のりもの大好きっ子にはたまらないラインナップです。息子はこの本で、ごみ収集車やタンクローリー車も新たに好きになりました。
君の名は・・・ついに突き止めることができず
そんなはたらくくるまの中で、識別できない車たちが…!
消防車です。私、恥ずかしながらこの歳まで 消防車は消防車としてしか認識してなかったのですが、消防車にも種類が色々あったのですね。
で、問題のページ。
これ。難しい。左から二番目のはしご車以外分からない。なんたって40年前の出版物ですから。もうどの車両も現存してない。
とりあえず、2台はポンプ車と判明。
小型ポンプ車がいわゆるポンプ車です。地下から水を組み上げて放水するやつ。で、最右のポンプ車は水槽付きポンプ車かと思われます。
でも1台だけがどーしても分からない。真正面からのヒントしかないのがツライ。可能性としては、レスキュー車、指揮車、化学車くらいしかないと思うの。
レスキュー車にあたりをつけて検証。図書館からこんなものまで借りてきました。
これで、晴れて 君の名が確定する!と思ったのですが、完全に一致しそうな車がない!
写実的な山本先生のことだから、初版1979年時に必ずモデルになった車両があったと思うんですよ。でも一致するものがない。
レスキュー車でなければ指揮車?たしかにサイズ的には指揮車っぽい。
でも歴代のレスキュー車の本はあっても、歴代の指揮車の本って無いのよ(´⌒`。)グスン
もう何日もググってるけど、ぜーんぜんヒットせず。
完全にお手上げ。
今のところ、子どもに聞かれても「たぶん指揮車」としか答えられず悔しい思いをしています(´・ω・`)ショボーン
どなたかご存知の方がいらしたら、どうかご一報ください。お待ちしています。
正体不明の消防車が1台ありますが、「ろせんばす」はのりもの好きにはたまらない絵本です。ぜひ図書館でお手にとってみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
おしまい!
山本作品は他にもたくさんたくさんあります。
お気に入りの山本作品を探してみてください。