【絵本】大人も難しい!?「やさいのおなか」
こんにちは ぺろしです。
最近、食べる意欲満々の1歳4ヶ月の息子。当然のことながら食べ物が出てくる絵本はだいすき。
そこで、今回の絵本レビューはこちら!
「やさいのおなか」
大人も難しい!?これなあに?
本作は、野菜の断面が黒いシルエットで出てきます。
野菜の断面を「おなか」と表現しているのがかわいらしく、また幼児にも分かりやすいですね。
さて、この断面。
見慣れた野菜のはずなのに、色が抜けると 途端に難しい。
色の持つ情報量の多さを改めて感じます。
そしてモノクロで見ると、息を飲むほどに美しい。野菜たちの秘められた部分。
大人がワクワクする姿
モノの見方の転換。この絵本は、むしろ大人のほうがいい刺激を受けます。
大人もワクワクしながらページをめくる、そんな姿を子どもに自然に見せることができそうです。
「本は楽しいよ」と10回口で言うより、1回でも親が心から楽しんでいる姿を見せたほうが説得力あるのかな?なんて思います。
本を何度か読んだあとは、実際にお夕飯の支度のときに 野菜の断面を切って見せてあげるとより楽しいです。野菜の重さや手触りは、ときにおもちゃよりも興味をそそられるもののようです ^ ^
世界を再発見する喜び
子どもと過ごしていると、何気ない日常がパッと輝いてみえることがありますよね。
空もよう 一つをとっても
燃えるような茜空、
不規則感が心地よい雨音、
青空に浮かぶ白い月・・・
何度も見ている風景にこんな表情があったんだな、と気付かされます。
「やさいのおなか」もそんな気づきを与えてくれました。
子どもと一緒に世界を再発見していくこと。
これぞ 子育ての醍醐味。
大変なことがたくさんあっても、「ああ幸せだなぁ」と感じずにはいられないです。
さあ!
「やさいのおなか」から世界を再発見しよう。
今日はここまで。
おしまい!